「HAPPY BIRTHDAY」は盗作品!

友達の誕生日、家族の誕生日、はたまたひとり寂しく誕生日を迎えたあなた!
そうです。くちずさむのはこの曲・・・

「ハッピバースデー トゥ ユ〜〜〜〜
  ハッピバースデー トゥ ユ〜〜〜〜
   ハッピバースデー ディア 何とかちゃ〜〜〜〜ん(^^;)
    ハッピバースデー トゥ ユ〜〜〜〜〜 」

ま、ひとりの方は「You」の部分が「Me」になるという突っ込みは無し(・・)b

実はこの歌詞は大本となる「GOOD MORNING TO ALL」という曲が作者達に無断で歌集に掲載された際、これまた無断で「Robert Coleman」という男性が、この曲に誕生日の詩をつけ、更にはミュージカルで使用されてしまったものが有名になってしまったという、いわば盗作品なのです!!

この曲は、1893年、もともとは幼稚園児の為に保母さんが作った曲で、園児向けのいわゆる「朝の御挨拶」の歌。
作曲:Mildred Jane Hill(長女)
作詞:Patty smith Hill(次女)...園長先生

<GOOD MORNING TO ALL>

「Good morning to you
  Good morning to you
   Good morning dear children
    Good morning to all」

うん、確かに子供には分かりやすいですね(・・)。
「Good morning to you」と個々にメロ付きで声かけていく姿も目に浮かびます(^^)
この歌で保母さんにひとりひとり声かけられたら嬉しいかも!

姉妹の死後、有名すっかり有名になったこの曲に Robert Coleman は、この曲の2番として発表しました。
そしてこともあろうに、この2番だけがどんどん有名になってしまったため、この曲そのものが彼の作詞作曲であると思われてしまったのです。なんつー奴じゃ!

そこで立ち上がったのは三女の jecica。この曲の騒動に彼女の名前が出る事はあまりありませんが、著作権奪還に大きく貢献し、現在では長女、次女はシンガーソングライターの殿堂入りを果たしたそうです。

が・・・なぜかこの曲、全くもって3姉妹には無関係なレコード会社が2030年まで版権を持っているそうなので(^^;)、うかつに使うとぼったくられるかも????
この経緯は、いろいろと複雑に絡んでいる様です。元々はjecicaが契約したレコード会社が版権を持っていたのは確かなようですが、その後倒産、買収やらなにやらで複雑に入り組んで現在にいたっている様です。

版権使用の際はくれぐれも御注意を(^^;)

(2006.6.11)


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